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DAY30

最終更新: 2018年12月12日


時が溶け、気が付くと

帰国が強く頭をよぎります。

こんなに満たされる時間が

終ってしまうと思うと

とても寂しい。

半分ほど空っぽだった身体が

満たされた心地です。

また擦り減ったとき、

何か動こうと思います。


初め降りたった際、

不安になったのは事実です。

落書きは多いし、

どことなく道は汚く、

車の運転は荒い。

お店にあるものは大体ダサく、

ギリシャに何もなければ

イギリスに行きなさい、という

人から受けたアドバイスが

頭の中で反駁します。

ごめんねギリシャ。


でもそんな気持ちは

次の日には吹き飛びました。

人が優しい。

街が穏やかで心地良い。

食べ物が新鮮。

時を知らせる街の鐘はずれ、

自由な空気の中で過ごしています。

息苦しさが少なく、

買付けという使命を忘れます。



入国3週間目くらいから、

うまく物を見つけられるように

なったように思います。

時間のかかる国だと思う。

たくさん学びました。

本当に、たくさん学べました。

博物館の勉強だけではなく、

ヨーロッパでアンティーク品が

流れる構造なども掴めたと思う。

詳しくは企業秘密です。笑

きちんと仕事しましたよ!



経済危機が起こったように、

確かに貧しい国でした。

貧しい国には何も無いと

言われました。

その上約400年前以上のものの

売買は法律違反です。

ビザンチンは完全アウト。

ラインが曖昧で

まだクリアになっていません。

古いものは公共の財産

という素敵な価値観です。

地下鉄の駅や空港にも、

古代のものが展示されてます。

まあでも国の統制システムが

うまく機能していないので、

どこかで買えるかもしれない。

でも法律違反の勇気は無いです。



結局、とびきり良いものは

少なかったように感じましたが

ギリシャに1か月いて正解でした。

可愛いものには会えましたし、

時間も足りなかったです。

次に探したいものを

明確にすることができました。



貧しさに話を戻します。

一時期貧困問題に興味があって、

フィリピンのスラム街で

2週間ほどホームステイを

したことがあります。

勿論危険でしたし、

お腹も壊しました。笑

どんな危険が迫っていたのか

分かりませんが、

「逃げて~!こっち~!」って

現地の子供に手をひかれて

かくれんぼするように

走り回ったのは最高の思い出です。

銃を持った怪しい人がいたらしい。


それでも貧しい場所って

人の心が活きている気がします。

汚いけれど、そこで生まれたら

汚いと思わないんじゃないかな。

スラム街で過ごす前は、

少しでも貧困問題解決しないかな

と思っていたのですが、

行った後は

お願い、発展しないで欲しい。

と思いました。

孤児問題や教育問題が

酷いことは分かるし、

命の問題も切実ですが、

想像以上に明るい場所だった。


それで、ギリシャって

ただ貧しいのではなく、

わざと貧しいような気がしました。

お金 < 自由

という思想な感じ。

人々がこれで良い、と

許し合っている雰囲気。

で、貧しいと言っても

ヨーロッパの国です。

全然快適です。

バランスが良い。

不便な面も勿論あるけれど、

私には凄く合っています。


そしてすぐ話しかけられる。

人が密接だと思う。

色々な人に話しかけられ、

バイクや車に乗せてもらい、

たくさんのアンティークショップへ

行くことができました!!

エフハリスト~~!!!

(ギリシャ語でありがとう)

英語を話すのは苦手だけど、

向こうも得意じゃないし、

同じ教育英語なので

良い感じに喋れました。

だからクセが少なくて

聞き取りやすかったです。


移住したい。



そんな寝言は言っていないで、

次回の大江戸骨董市出店予定は

12/16(日)です。

その日はお正月と

クリスマスを並べるので、

ギリシャのものは来年以降かな。

一度にではなく、

少しずつ並べたいです。

出し惜しみです。





好きな場所。






お休みなさい。

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