大阪へ行ってきました。
目的は闇市を案内頂く事でした。
朝4時頃から日が昇るまでの市。
写真を撮ると100万円とられる
ときいた事があります。
映画の世界のようで、怖かった。
初めてシoブ中に話しかけられました。
警察の取り締まりも強化され、
台風の影響もあり、
今は盛り上がっていないようでした。
良いものもでておらず、
何も購入はしませんでした。
ただ色々な感情が沸いたので、
近日中にまとめて言葉で残したい。
11月にギリシャへマーケットを
探しに行こうとしているのですが、
良い耐性になったとは思います。
今日は、普通に購入したものを
一部のみご紹介します。
■1900年頃 フランス ペタンクボール

ペタンクは南フランス発祥の球技で、
ボールを的に近寄せ競うゲームです。
金属製の玉を投げているのを
みたことがありますでしょうか。
最初の試合は1910年と言われますが、
この球形は19thという見解もあります。
疎らに釘が打たれているものは
非常にレアです。
モダンな雰囲気でも飾れます。
木製のボールに重みをだすため、
釘を打ったのだと思います。
重心がしっかりしているので
球体でも安定しています。
一本一本真っ直ぐに釘を打つ作業は
どんなに精密なものでしょう。
古いペタンクボールは
年代の若い金属製でも
模様が美しいものもあります。
釘が全面に打たれた球もあり、
価値も高いですが、
個人的には少し苦手です。
■明治初期 染付タイル(画像左)

雰囲気の合う子たちをまとめて
雑に撮影してしまいましたが、
左の青いタイル、とても貴重です。
タイル博物館でも類似品が
収蔵されていると言われています。
染付で丁寧に描かれた洋風タイルは
文明開化の際、欧米を真似て職人が
丁寧に作っています。
その時代、既に世界は転写式タイルを
生産していましたので、
その後、日本も生産効率を優先させ、
転写式に移行します。
効率は大切ですが、何かオーラが
削りとられてしまうのが寂しい。
柄と色合いが好きです。
壁、棚、足元、どこに飾っても
雰囲気がでます。
■クリスタルガラス(画像中、右)
クリスタルガラスのグラス2脚と
変わった形のガラス容器。
下はソーサーではなく、
本体についてます。
蓋付き、スプーン付きです。
まずこの形に一目惚れしました。
一般的なガラスは
ソーダガラスと呼ばれますが、
クリスタルガラスは透明度が高く
光沢が非常に豊かです。
成分的には鉛が24%以上かどうかで、
判断しますが、判りづらいので
ガラス同士を軽くぶつけてみます。
クリスタルガラスはぶつけた際、
綺麗な高音がのびやかに響くので
簡単に判断することができます。
■明治・大正期 和ガラス

こちらはソーダガラスになりますが、
人気のある明治大正の和ガラスです。
この時期のガラスはウランが含まれ、
ブラックライトを当てると
蛍光黄緑色になるのでわかります。
金彩でヨーロッパを真似ているのに、
よく見ると完全に和のイラストです。

文化が混ざると面白いし、
ただ真似るのではなく、
個性を出そうとするのが愛おしい。
でも、ここまで純和風な柄にしようと
思った事にくすっとしてしまいます。
他にも数点購入しましたが、
紹介はここまでにしますね。
帰り、荷物が重すぎるし、
睡眠不足で泣くかと思いました。
初めて眠くて動けないという
現象が梅田駅で起きましたが、
最後の力を絞り、
プラザモータープール
(梅田の夜行バス発着所)
の近くのご飯屋さんへ。
■BELLA PORTO
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27085513/
盛付の派手さは少し苦手でしたが、
とても美味しかった。
食材が活きてて、
身体が気持ちよく受け付ける感じ。
凄く元気になりました。
■COPPOLETTA
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27014205/
元気が出たのでBARへ行きました。
お酒好きな方、心からおすすめ。
居心地も良く、
素敵なワインを頂けました。
でもお酒があまり好きではなかったら
行かないで欲しいです。
夜行で大阪行き来する方の参考に
なったら嬉しいです。
あとは宝塚温泉や、逸翁美術館、
小林一三記念館等に行きました。
大学時代の親友や
前の職場の本社の人達にも会え、
良い旅でした。
次は闇市について書こうと思います。