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Osaka2

最終更新: 2018年9月25日


私は一人で飲みにいくことが

結構好きです。

美味しいお酒を自分のペースで飲める

というのもありますが、

美味しいお酒があるところには、

面白い人が集う印象があります。

そんな方たちと

何かを語り合うのがとても好きです。

私は話下手で面白い人ではないので、

聞き手に回ることの方が

多いのですけれどね。


偶には私も真面目に喋るのですが、

よく遊びにお邪魔するご飯屋さんの マスターに、

「細々と古道具屋さんを始めます」

とお話ししたところ

彼は力になると思うから、と

元アンティークバイヤーを

ご紹介頂きました。

外国へ何かを探しに行くのであれば、 危険なマーケットを知っておいた方が

良いとのことで大阪の泥◯市(◯棒市) を案内して下さることになりました。

(年々取締りが厳しくなっている事を

配慮して、闇市と呼びます。) 本当に有難いお話です。




今回デリケートなお話なので

ブログに書くべきか悩みましたが、

何か大切な事だと思いましたので

書くことにします。

今日の内容、最悪です。

失礼な表現があると思うので

先にお詫びさせていただきます。



闇市は日雇い労働者の街、

西成で明け方朝が来る前までに

ひっそりと隠れながらやっています。

昔は大盛況だったみたいですけどね。


西成に近づくにつれゴミが増えます。 決して見下す訳ではないのですが、 ホームレスの方、

その日暮らしをされていそうな方も、 だんだんと増えてきます。


その日のお仕事のボードを貼った車が 点々と現れます。

車の持ち主は少し怖そうで、

噂によるとヤクザらしいですが、

真相は分かりません。

働きたい人はその車の中へ

入っていきます。

日雇いのお仕事です。


ここで注意ですが、

女の子一人で向かう事は

決してしないでください。

私は過去に市に通っていた

男性に車でホテルまで迎えに来て

案内下さったため行けました。

誰かと一緒に行っても

周りからの視線が痛くて

怖いな、と私でも感じました。



西成はお互いを守り合う地域で、

犯罪を犯してしまった人が

隠れる街とも言われています。

最初闇市が探しだせなくて、

闇市どこ?と尋ねて頂いた際に

教えてもらえませんでした。



最終見つけることができたのですが、

闇市は生きるため、

所謂“社会”からドロップした人を

助けるために、ひっそりと

存在しているように感じました。


何が販売されているかというと、

廃棄されたものを持ってきたであろう

賞味期限切れのコンビニ弁当、

処方箋を手に入れる事が

できない人が買うための病院の薬や、 どこから盗んだものか分からない

服や靴、小物など。

あとは違法DVDやシoブ、性的なもの、 色々とありました。 昔は仏像や、時計、ノベルティー等

幅広くあったそうです。

破格の値段で手に入ります。

今回は残念ながら、探している品を

見つけることはできませんでした。



でも何か、

凄く大切なことを感じた気がします。



確かに違法な市でしたが、

存在した方が良い市と感じました。

勿論違法なことは良くない。

使ったことのない私から見たら

覚醒剤とか完全に悪だと思う。



でも賞味期限が切れて

食べ物を粗末にしすぎる世の中は

おかしいと再度思ったし、

それを必要な方が食べられるのは

良いことだと思う。


犯罪を犯して病院へ行けない等も

自業自得かもしれないけれど、

何かの事情のもと病院行けない時に

身体が悪くなってしまったら

私は(普通の)薬を使って欲しい。

それは同じ人間だから。



勿論悪いことをしてしまった人は

ちゃんと反省するべきだし

警察も取締まることは必要と思う。

一定のルールも絶対必要だと思う。

でも、もしも自分がその人と

同じ環境で生まれ、

その人と同じように感じる性格で、

何か仕方のない状況になった時

私は間違いを犯してしまうと思う。

ホームレスの方に対しても、

同じように思います。

私もそうなるかも、と。


だから非難ばかりするのは

間違いだと思うんです。

何かの事情があると思うので。

と考えても私はそういう方々に

偏見を持っているみたいです。 絶対困っていそうなのに

助けられない存在。 まあ恥ずかしながら、

元々他人を助ける勇気なんて 私にはほとんどありません。 でも、恐らく多くの方と同じように、 ただ見過ごしてしまった時は 何か心にひっかかりを感じます。 だから、見かけるだけで このような感情になるんだから ちゃんとしっかりとしてよ! と思ってしまう嫌な自分もいます。 はたまた、投げやりに、 もっと皆助け合えばいいのに、と 人任せに憤りを感じる事もあります。 何も出来ないのに嫌な偽善者だなって 絶望感も感じます。


なんて面倒な性格なのでしょう。

それに私のこの性格だったら、

社会からドロップアウトした時に 辛くて自殺していると思います。 でも家族を想ってなのか、 何かしら理由を抱えながら 一生懸命に生きているんだと思う。 どうしてそんなに頑張れるのか 分からないなって。 嫌味とかではなく、 素直に凄いと思うのです。


だから、反論を承知で言うけれど

そういう人たちの逃げ場の存在

というのは大切だと思うんです。

これ以上人を傷つけなければ、

娯楽や快楽の場もあって良いと思う。

ルールはとても大事だけど、

時として違反もきっと大切で。

窮屈で価値観を押し付けてくる

この世の中の方がおかしいとも思う。

実際私もそういう方たちに対して

しっかりしてよ!と

思ってしまう事があるわけで。


正義の押し付けこそ

怖いことはない事は頭で

理解しているつもりでも、

いつの間にか自分の中の

正義が硬くて怖いものに

なっていることを

忘れてしまうことがある。

勿論だからと言って

なんでもして良い訳ではないのは

大前提のお話ですが。


余白の存在がどんどん減っているし

マニュアル化という言葉が正解か

分からないけれど、

当たり前のように大切なものを

どんどん失っているような社会、

それを体験として実感しました。


と、つらつらと

訳のわからない心の主張を

脈絡もなく書いてしまい、

私は素っ裸な気分です。

不快な気分にさせてしまった方が

いたらすみません。

反論もあるだろうと思います。



そんな私もとうとう明後日は

大江戸骨董市です。

雨予報でしたが、

晴れマークがでてきて嬉しい。

てるてる坊主を作りました。



真っ直ぐじゃなくて良いので

純粋に生きたいなって。

忘れないように

ひっそりと最後に書きます。


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